紹介と教育方針

幼稚園の紹介

幼稚園は、3年間を過ごすだけの場所ではありません。生涯にわたって、その人を心の内から支え、励ますよりどころとなる記憶を築き上げる処です。その子が思春期になったときに、お父さん、お母さんになったときに、どのような幼児期を過ごしたか、その価値が明らかにされるものです。

私たちはカトリックの人間観に基づき、聖フランシスコの精神をもって、モンテッソーリ教育法を用いて、子どもたちにふさわしい時間と場所と交わりを提供します。

  1. 坂をのぼると、そこは緑あふれる自然の中の幼稚園
    聖アントニオ幼稚園の魅力のひとつは、環境です。 広い土の園庭と大きな畑(菜園)、それを囲む花木、果樹。森の中にあるかのような園舎。人懐っこく鳴く白ヤギ。木々の緑につつまれ、ゆったりとした時間が流れていきます。
  2. 子どもに自由を与え、自発性と自主性を尊重する
    先生が指導者としてプログラムを設定して、先生の思いの通りに子どもを動かす「一斉・設定保育」の形態ではありません。整えられた環境の中でモンテッソーリ教育法を用いて、子供たちが本来持っている自立心を導き出し、責任感を養います。そして自信をつけ、やる気を育てます。
  3. 思いやりとあこがれを育む異年齢混合(縦割り)クラス
    共につくりあげる喜びを体験する同年齢(横割り)活動
    一体感を味わう全員での昼食
    子どもたちの生活環境は、5歳、4歳、3歳の異年齢児混合の縦割りクラスを基本にし、常に自分のまわりには、自分より何でもできる憧れの人、自分より幼い人がいます。社会のあり方をそのままの生活を体験しつつ生活します。このような環境の中で、助けられることと助けることを体験し、色々の能力や性格の違う人との調和が美しい人間社会をつくることを現実に理解します。
    行事の練習などの際は、同年齢児(横割り)で思いっきり活動します。縦割りの関りと、同年齢とのかかわり。園生活の中では、一つの家族のような、関わりが育まれます。マンモス園ではなく、小規模園ならではの魅力です。

お昼の給食について

聖アントニオ幼稚園 こだわりの “配膳型”給食

教育的意義を求めて、週3回「配膳型」の給食を実施しています。

食器は、プラスチックやメラミンでなく、あえて“強化磁器”の「本物」を使います。「お当番さん」自らが、みんなのためにおかずをよそり、配ります。お茶も子どもたち自らが注いで配ります。

自分の手を使い、空間を把握し、お友達への配慮をもって…。お当番活動の生活練習を通して、発達におけるたくさんのことが身に付きます。

  • 配膳型給食
  • 配膳型給食
  • 配膳型給食

給食は3つのパターンから、お子さまやご家庭の状況により、お選びいただきます。食べた回数分を翌月実費徴収させていただきます。

  1. 週2回(火曜・水曜)弁当持参コース
  2. 週1回(水曜のみ)弁当持参コース
  3. 弁当持参0回コース
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
配膳型給食 持参弁当 持参弁当 配膳型給食 配膳型給食
配膳型給食 園注文弁当 持参弁当 配膳型給食 配膳型給食
配膳型給食 園注文弁当 園注文弁当 配膳型給食 配膳型給食

送迎バスについて

2019年度は、2台のバス(各2コース)の運行をしています。

1号(近隣コース) ①②三原、大手、三川、西山、西山台、辻町、高尾、本原、石神、扇町、小峰町、上野町、文教町、昭和町、橋口町、岡町、大橋町 他
2号(外周コース) ③平和町、松山町、城山町、城栄町、江里町、三芳町、清水町、白鳥町、音無町、柳谷町、赤迫町、住吉町、泉、けやき台 等

④片淵、西山本、立山 等

現在運行中の地区を基本線として、ご相談に応じて運行ルートを決定します。

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