仲良く遊ぶ園児たち

「ひとつの家族のような
幼稚園」

聖アントニオ幼稚園は、「すべての教職員が、すべての園児を心にとめ、毎日しっかりと関わりを持つことができる」規模の園です。そして「すべての園児が、すべての園児を知っていて、関わって」います。私たちの園に、お客さんの園児、その他の子は、一人もいません。園の環境の中に、園の生活の中に、園児は「私の場所、私のこだわり」を持つことが容易にできます。「私をいきることが許され、私をいきることができるように励まし合える」交わりの場。
幼児期は、おとなの見守りの中で、一人一人の違い、個性が尊重されることが重要です。

聖アントニオ幼稚園
の特徴
(こだわり)

教育的に整えられた環境

モンテッソーリ教具棚

園舎は鉄筋コンクリートの 2 階建て。こどもたちをつつみこむ柔らかで暖かな雰囲気を醸し出しています。それは、要所要所に職員手作りによる木のしつらえがあるから。お部屋は、こどもサイズの家具やお道具、モンテッソーリ教具が、棚にきれいに備えられています。教具の数は 150 種以上。

敷地は、ガーデン(園庭)、ファーム(農園)、フォーレスト(林)、こみち(遊歩道)からなり、100 種以上の花樹や果樹が植えられ、一年中楽しめます。遊具は、安田式鉄製遊具ゾーンと木製遊具ゾーンに。薪ストーブ、石窯、ヤギ小屋、日本ミツバチ養蜂巣箱など、都会の幼稚園では難しい環境が整えられています。

具体物に触れ、体験(生活)を
通して、遊び学び、喜びを味わい、抽象概念を身に付ける

自由に個々の想像力で創造していく子供たち

外では、虫や花、木の実や昆虫…。お部屋ではたくさんの教具や教材。これら具体物との直接的な関わりの体験から、気づきや驚きがうまれ、深い学びに導かれ、抽象概念(数、言語、法則、理屈など)を身に付けていきます。
聖アントニオ幼稚園は、大人の設定でも強制でもない、こどもの自由な、自発的な学びのプロセスを大切にします。

こどもが主体で、
先生は良きガイド(導き手)

砂場で仲良く遊ぶ子供たち

異年齢混合の縦割り生活環境のなかで、こどもたちが主体的に、自ら選んで活動を始めます(自主活動)。先生が、日々のカリキュラムを準備して提供する「設定保育」でも、先生の指導でみんなが同じ活動を行う「一斉保育」ではありません。10 人いれば、10 の活動がそれぞれ同時に行われる(個別活動)を基本にしています。

但し、体操、セイハ英会話、行事(運動会、お遊戯会、音楽会 等)準備は、同年齢(横割り活動)として行い、小学校入学へ備えます。

お昼の給食について

「こだわりの “配膳型” 給食」

教育的意義を求めて、週 3 回「配膳型」の給食を実施しています。

食器は、プラスチックやメラミンでなく、あえて “強化磁器” の「本物」を使います。「お当番さん」自らが、みんなのためにおかずをよそり、配ります。お茶も子どもたち自らが注いで配ります。

自分の手を使い、空間を把握し、お友達への配慮をもって…。お当番活動の生活練習を通して、発達におけるたくさんのことが身に付きます。

給食当番の様子 お茶を注ぐ様子

「選べる給食」

昼食は、月・木・金は、みんな同じ配膳型給食日。火・水は、家からお弁当持参しても、園に依頼してもよし。

朝 8 時半までに、園に電話をいただければ、急なお弁当依頼にも応えることができます。
 給食費は、回数分を翌月にお支払いいただきます。

送迎バスについて

現在運行中の地区を基本線として、ご相談に応じて運行ルートを決定しています。近隣に利用者が複数いる場合、一箇所に集まっていただくこともあります。不明な点は園まで直接お問い合わせください。※2025 年度は、2 台のバス(各 2 コース)の運行をおこなっています。

バス1号車外観 バス1号車の車内
バス2号車外観 バス2号車の車内
1 号(近隣コース) 2 号(外周コース)

➀➁ 三原、大手、三川、西山、西山台、辻町、高尾、本原、石神、扇町、小峰町、上野町、文教町、昭和町、橋口町、岡町、大橋町 他

➂ 平和町、松山町、城山町、城栄町、江里町、三芳町、清水町、白鳥町、音無町、柳谷町、赤迫町、住吉町、泉、けやき台 等

➃ 片淵、西山本、立山、諏訪神社前、新大工、中川、等

園の概要

沿革
  1. 創立:1965 年(昭和 40 年)4月に、教師 5 名と園児 40 名で開園。カトリック本原教 会の地下ホールとその脇にある4教室、台所、その他の小さな部屋を使って保育を行う。
  2. 学校法人化:1983 年(昭和 58 年)宗教法人立から学校法人聖フランシスコ学園に設置者変更する。
  3. 新園舎建設:1984 年 ( 昭和 59 年 ) 新たに造成した敷地に鉄筋コンクリート造2階の園舎を建設。4月の新学期より新園舎にて保育を開始する。
  4. 学校法人の合併:2010 年(平成 22 年)経営基盤の強化のため、同じ宗教法人フランシスコ修道会により創設された聖フランシスコ学園聖フランソア幼稚園(埼玉県さいたま市)と学校法人の合併を行い、聖フランシスコ学園が2園体制となる。
  5. 認定こども園 ( 幼稚園型 ) に:2018 年(平成 30 年)新制度に移行し、認定こども園聖アントニオ幼稚園となる。
経営母体

カトリックの修道会であるフランシスコ会日本管区が創設し、のちに学校法人に設置者変更を行い、学校法人聖フランシスコ学園が経営母体となる。
同一法人園:聖フランソア幼稚園(埼玉県さいたま市)
姉妹園:小さき花の幼稚園(東京田園調布)
    みょうじょう幼稚園(東京世田谷)
    内田橋聖アントニオ幼稚園(愛知県名古屋)